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2024年04月26日
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モーテル 感想

2008年08月09日
「モーテル」観ました。

まずはあらすじ

深夜人気の無い田舎道を車で行く離婚寸前の男女、二人は道に迷います。

道中でアライグマに遭遇して車は路肩に突っ込みエンジンに不調をきたし2人はさらにイライラ

途中見つけたガソリンスタンドで道を聞きエンジンを見てもらうと音は出るが大丈夫とのこと

しかし2kmほど行ったところで車は完全に停止、2人は仕方なしにGS横にあったモーテルへ

モーテルに入ると女性の叫び声が、妻はやめておこうと言いますが夫はモーテルの支配人を呼びます。

支配人はAVを見てたと冗談ぽく言います。支配人の話では整備士はもう帰ったとのこと

明朝には戻ってくるのでモーテルに泊まることにした2人、妻は支配人に嫌悪感をいだき嫌々宿泊

2人が泊まった部屋は4号室、そこで2人は隣の部屋からドアを叩かれる嫌がらせを受けます。

※このモーテルは部屋と部屋同士がドアで繋がっています。所謂コネクティングルームです。

支配人に文句を言い嫌がらせはストップ

ほっとして暇つぶしにビデオを見ようとしますがあるのはスプラッター映画だけ

しかし夫はあることに気づきます。この映画に出ている部屋は自分達のいる部屋とそっくりだということに

支配人の部屋から聞こえていた叫び声はAVではなくこのビデオだったのです。

そこで部屋を調べると隠されたカメラを発見、突如暗くなる電気、現れた仮面をかぶった男達

このままでは殺されると2人は部屋からの脱出を試みる・・・

あらすじ終


モーテルはスナッフビデオをテーマにした映画です。この映画はとにかく地味でした。

地味な舞台、地味な殺害方法、地味なトリック、地味な主人公、地味な最後ととにかく華がない。

舞台はモーテルの一室が主で基本的に室内での行動

殺人鬼の持つ凶器はナイフ(包丁?)だけ

殺人鬼が突然部屋に現れる秘密はカーペット下の隠しトンネル

主人公は結構冷静なおっさんとそこそこきれいなおばさん?

ネタバレ→ 殺人鬼はほぼ事故死と同じ状態

地味尽くしな分現実的な話だと思いましたけどね。

なんか悪評のように思えますが私は中々気に入った映画です。

私はグロいのが好きです。でも元々はリアルなのが好きでした。

人を切ったら血が出る、人には内臓があるなど当たり前なことがないとなんというか白けます。

んでリアルを追求してたはずが気づけばグロの魅力?に捕まり現在に至るわけです。

この映画に出てくるのは派手さのないリアルな事件だと思います。実際に起きてそうなくらい。

グロはなくても脱出の際のハラハラ感などはかなりのもので心臓に悪いでしょう。

最近流行のどんでん返しもありません。予想を裏切られたという意味では似たようなもの?

どんでん返しはおもしろいですがそれに頼るのもねって話ですよ。

何度も言いますが殺人鬼も主人公も超人的な力を持っていないので最初から最後まで地味でした。

ラストのインパクトも薄いしヒネリもないし見るからに低予算

しかし、この映画はハラハラドキドキするという点はしっかり抑えた古典的なホラー作品でした。

久々に古臭いB級ホラーだったと思います。ああでも音響はあんまり好きじゃなかったですね。
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